@@ -18,21 +18,42 @@ runtime/tutor/tutor.ja.utf-8 |日本語チュートリアルファイル(U
1818runtime/tutor/tutor |原文チュートリアルファイル
1919nsis/lang |Windows用インストーラーの翻訳ファイル
2020
21+ ## 原文ファイル取り込み手順
22+
23+ 以下のコマンドを実行して原文ファイルを現在の作業ディレクトリに取り込む。
24+ (` VIM_SRC_DIR ` で Vim のソースディレクトリを指定)
25+
26+ $ make import-en-files VIM_SRC_DIR=../vim
27+
28+ この手順では、vim.pot ファイル、man ファイル、チュートリアルファイル、NSIS
29+ ファイルの原文ファイルをまとめて取り込む。個別に取り込む場合や注意事項は以下の
30+ それぞれの項目を参照のこと。
31+
32+ メニューファイルについては、原文ファイルにあたるものがないので、取り込みは行わ
33+ ない。` runtime/menu.vim ` などの履歴を見て手動で適宜更新する必要がある。
34+
2135## ja.po 更新手順
2236
23371 . vim.pot を作成(要xgettext)
2438
39+ (前述の原文ファイル取り込み手順を実施済みであれば不要。)
40+
2541 Vimのソースで以下を実行して、生成される vim.pot を src/po へコピー
2642
2743 $ cd src/po
2844 $ make vim.pot
2945
3046 註: ` make vim.pot ` を実行するには ` src/ ` で ` ./configure ` を実行しておく必
3147 要があるが、` src/po/Makefile ` の4行目の ` include ../auto/config.mk ` をコメ
32- ントアウトして回避することも可能。(あるいは、空の ` src/auto/config.mk ` を用意してもよい。)
48+ ントアウトして回避することも可能。(あるいは、空の ` src/auto/config.mk ` を
49+ 用意してもよい。)
3350
34- Windows 上で vim.pot を生成するには、Cygwin や MSYS2 等の Linux 的な環境を使うこと。(MSVC 用の Makefile も用意されているが、ソースファイルの読み込み順序が異なるために余計な差分が出てしまう。)
35- また、Win32 向けにビルドしたために ` src/if_perl.c ` が生成されているならば、vim.pot 生成前に削除しておくこと。(余計な差分が出るのを防ぐため。)
51+ Windows 上で vim.pot を生成するには、Cygwin や MSYS2 等の Linux 的な環境を
52+ 使うこと。(MSVC 用の Makefile も用意されているが、ソースファイルの読み込み
53+ 順序が異なるために余計な差分が出てしまう。)
54+ また、古いソースを使って Win32 向けにビルドしたことで ` src/if_perl.c ` が
55+ 残っているならば、vim.pot 生成前に削除しておくこと。(余計な差分が出るのを
56+ 防ぐため。)
3657
37582 . ja.po に vim.pot をマージ (古いものは ja.po.old へ退避される)
3859
@@ -73,6 +94,8 @@ nsis/lang |Windows用インストーラーの翻訳フ
7394
74951 . 原文manファイルの更新
7596
97+ (前述の原文ファイル取り込み手順を実施済みであれば不要。)
98+
7699 Vimのソースファイルの runtime/doc/ ディレクトリから、原文manファイルを本リ
77100 ポジトリにコピー。
78101
@@ -95,9 +118,14 @@ nsis/lang |Windows用インストーラーの翻訳フ
95118
96119 以下のコマンドでmanの文法に違反していないかチェックできる。
97120
121+ $ make test
122+
123+ ファイル単体をチェックする場合は以下のコマンドを使う。
124+
98125 $ LC_ALL=en_US.UTF-8 MANROFFSEQ='' MANWIDTH=80 man --warnings -E UTF-8 -l -Tutf8 -Z vim-ja.UTF-8.1 2>&1 > /dev/null | grep -v "cannot adjust line\|can't break line"
99126
100- (末尾の ` grep -v ` は、日本語の場合に大量に表示される ` cannot adjust line ` と ` can't break line ` を除外するためのもの。)
127+ (末尾の ` grep -v ` は、日本語の場合に大量に表示される ` cannot adjust line `
128+ と ` can't break line ` を除外するためのもの。)
101129
102130 参照: < https://lintian.debian.org/tags/manpage-has-errors-from-man.html >
103131
@@ -109,6 +137,8 @@ nsis/lang |Windows用インストーラーの翻訳フ
109137
1101381 . 原文チュートリアルファイルの更新
111139
140+ (前述の原文ファイル取り込み手順を実施済みであれば不要。)
141+
112142 Vimのソースファイルの runtime/tutor/ ディレクトリから、原文チュートリアル
113143 ファイルを本リポジトリにコピー。
114144
@@ -125,6 +155,36 @@ nsis/lang |Windows用インストーラーの翻訳フ
125155
126156 原文と日本語訳は常に同じバージョンがコミットされているように注意すること。
127157
158+ ## NSIS ファイル更新手順
159+
160+ 1 . 原文 NSIS ファイルの更新
161+
162+ (前述の原文ファイル取り込み手順を実施済みであれば不要。)
163+
164+ Vimのソースファイルの nsis/lang/ ディレクトリから、原文 NSIS ファイルを
165+ 本リポジトリにコピー。
166+
167+ $ cd /path/to/vim/nsis/lang
168+ $ cp english.nsi /path/to/lang-ja/nsis/lang
169+
170+ 2 . 翻訳
171+
172+ 原文の差分を見つつ翻訳ファイルを更新する。
173+
174+ $ git diff | gvim -R -
175+
176+ 3 . コミット
177+
178+ 原文と日本語訳は常に同じバージョンがコミットされているように注意すること。
179+
180+ ## メニューファイル更新手順
181+
182+ 1 . Vim のソースディレクトリに行き、` runtime/menu.vim ` や ` runtime/lang/ ` の
183+ 履歴を調べる。
184+
185+ 2 . 必要な変更を ` runtime/lang/menu_ja*.vim ` に反映する。
186+
187+
128188## リリース手順
129189
1301901 . 各リソースが最新に近いことを確認する
@@ -158,7 +218,15 @@ nsis/lang |Windows用インストーラーの翻訳フ
158218 ` vim-lang-ja-po-YYYYMMDD.tar.xz ` といったアーカイブファイルができる。
159219 ` YYYYMMDD ` の部分は実行した日付に置き換わる。
160220
161- 5 . タグを打ち、GitHub Releases を更新する
221+ 5 . Vim のソースディレクトリを更新する
222+
223+ GitHub に PR を出す場合は、以下のコマンドを実行して Vim のソースディレクト
224+ リを更新する。
225+ (` VIM_SRC_DIR ` で Vim のソースディレクトリを指定)
226+
227+ $ make update-src-dir VIM_SRC_DIR=../vim
228+
229+ 6 . タグを打ち、GitHub Releases を更新する
162230
163231 タグの形式は YYYYMMDD とする。例:
164232
@@ -168,9 +236,12 @@ nsis/lang |Windows用インストーラーの翻訳フ
168236 タグが push できたら、GitHub Releases に新しいリリースを作り、アーカイブ
169237 をアップロードする。
170238
171- 6 . アーカイブを Bram と vim-dev へ送る
239+ 7 . Bram に対してリリースする
172240
173- あとはこのアーカイブファイルを Bram と vim-dev へ更新依頼とともに送信する。
241+ [ GitHub] [ #github ] に PR を出す。
242+
243+ あるいはこのアーカイブファイルを Bram と vim-dev へ更新依頼とともに送信す
244+ る。
174245 以下、文面の一例:
175246
176247 Hi Bram and the list,
@@ -184,8 +255,6 @@ nsis/lang |Windows用インストーラーの翻訳フ
184255 Thanks,
185256 (ここにあなたの名前。`Takata`とか)
186257
187- あるいは [ GitHub] [ #github ] に PR を出す。
188-
189258
190259[ #ci ] :https://github.com/vim-jp/lang-ja/actions
191260[ #github ] :https://github.com/vim/vim
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